宿泊予約サイトの情報流出、原因はバックドア - 施設にGDPRの通知支援なども
ホテル予約システムを提供する仏FastBookingが不正アクセスを受けた問題で、ホテルなど国内401の宿泊施設において32万5717件に影響があったことがわかった。遠隔からアクセスが可能となるツールがサーバに設置されたのが原因だという。
同社によれば、情報流出は協定世界時の6月14日21時前から同月19日21時過ぎにかけて発生。国内の宿泊施設に関しては、日本時間6月15日、17日に行われた不正アクセスの影響で被害が発生した。
6月15日の不正アクセスでは、国内380の宿泊施設より20万5137件の個人情報が流出。氏名や住所、メールアドレス、国籍、予約金額、ホテル名、チェックイン日、チェックアウト日などが含まれる。
また17日の不正アクセスでは、国内189の宿泊施設におけるクレジットカード情報12万580件が被害に遭った。アカウント名やクレジットカード名義、カード番号、有効期限が含まれる。
(Security NEXT - 2018/06/28 )
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