MS、AMDプロセッサ向けに「Spectre」緩和策を追加
マイクロソフトは、投機的実行においてサイドチャネル攻撃を受けるおそれがある「Spectre」の脆弱性「CVE-2017-5715」に関して、AMDプロセッサ向けにあらたな緩和策を追加した。
「Spectre」は、CPUに起因する脆弱性でメモリ情報が漏洩するおそれがある。AMDが、「Variant 2」とされる「CVE-2017-5715」の影響を緩和するマイクロコードをリリースしたことを受けて対処した。
「Windows 10 Creators Update(1703)」向けに更新プログラム「4284874」を提供するほか、「Windows 10」に「4284860」をリリース。また「Windows 7」および「Windows Server 2008 R2」に対して「4284826」「4284867」を用意した。
(Security NEXT - 2018/06/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
