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検索可能なネット表層さまようアカウント情報約22億件 - 流出事故とも一致

攻撃者によって編集されたと見られる約22億件のアカウント情報が、インターネット上で流通している。検索エンジンで誰でも検索できる状態に置かれているという。

情報漏洩などの調査を行っているソリトンシステムズが、4件のファイル群について調査結果を明らかにしたもの。

同社によれば、これらは2017年12月から2018年2月にかけて作成されたデータと推測され、ファイルに含まれるレコード数の合計は22億件以上にのぼる。

ダークウェブや非合法なサイトで限定的に販売や提供されているようなデータではなく、一般的な検索エンジンからアクセスできる状態に置かれていた。

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発見された4件のファイル群(表:ソリトン)

(Security NEXT - 2018/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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