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6割強がGDPRを理解せず - 半数以上で過去に域内個人情報が流出

自組織において域内の個人情報を扱っていると回答した573人のうち、53.2%が自組織において対象となる個人情報の流出を経験。原因は「サイバー攻撃」が33.3%でもっとも多く、「従業員の過失」が29.5%、「従業員の故意」が24.1%だった。

域内の個人情報を扱い、かつGDPRの内容について理解している299人のうち、GDPRに「対応済み」と回答したのは10%にとどまった。「現在対応中」は19.7%で、「対応を検討中」は43.5%。一方、「ひとまず様子を見る」は23.1%で、3.7%が「特に何も対策をしていない」と回答した。

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対象域内の個人情報が流出した原因(グラフ:トレンドマイクロ)

(Security NEXT - 2018/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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