NISC、Twitterのパスワード変更を府省庁へ注意喚起 - 所管業界への周知求める
Twitterにおいて、パスワードが平文のままログへ保存されていたことが判明した問題を受け、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、政府の各府省庁に注意喚起を行った。
本来Twitterの社内で保存されることがないユーザーのハッシュ化していないパスワードが、ログに保存されていたことが判明したもの。外部への流出や悪用は確認されていないとしながらも、同社では変更を検討するようアナウンスしている。
今回の問題を受け、業務で情報発信などにTwitterを使用している府省庁に対し、Twitterのパスワードを変更するとともに、同サービスと同じパスワードを使用するほかのシステムやサービスについても、あわせて変更するよう注意を喚起。
また今回の問題について、所管する独立行政法人などの法人や、重要インフラ事業者をはじめ、業界団体などを通じて所管する業界の事業者へ周知を図るよう求めている。
(Security NEXT - 2018/05/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「IBM QRadar Suite Software」に複数脆弱性 - 更新を強く推奨
先週注目された記事(2025年5月25日〜2025年5月31日)
「Netwrix Directory Manager」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
ドメイン不正利用、メール5万件が送信 - 三菱地所ハウスネット
教員がサポート詐欺被害、学生情報流出のおそれ - 山形大
都立図書館のメルアカに大量の不達メール - 不正アクセスか
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
ソニー製複数IPカメラに脆弱性 - 初期パスワードの変更を
図書館の公開文書で個人利用者番号が参照可能に - 名古屋市
ランサム攻撃でクラウド内データが消失 - 省エネコンサル会社