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NISC、Twitterのパスワード変更を府省庁へ注意喚起 - 所管業界への周知求める

Twitterにおいて、パスワードが平文のままログへ保存されていたことが判明した問題を受け、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、政府の各府省庁に注意喚起を行った。

本来Twitterの社内で保存されることがないユーザーのハッシュ化していないパスワードが、ログに保存されていたことが判明したもの。外部への流出や悪用は確認されていないとしながらも、同社では変更を検討するようアナウンスしている。

今回の問題を受け、業務で情報発信などにTwitterを使用している府省庁に対し、Twitterのパスワードを変更するとともに、同サービスと同じパスワードを使用するほかのシステムやサービスについても、あわせて変更するよう注意を喚起。

また今回の問題について、所管する独立行政法人などの法人や、重要インフラ事業者をはじめ、業界団体などを通じて所管する業界の事業者へ周知を図るよう求めている。

(Security NEXT - 2018/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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