Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

北朝鮮悪用のFlash脆弱性、広く悪用される状態に - 海外中心に攻撃が拡大、国内でも

脆弱性「CVE-2018-4878」の存在が明らかとなり、すでに2カ月が経過しており、同脆弱性は国家レベルの攻撃者でなくても容易に悪用できる状態へと変化している。

「CVE-2018-4878」に関し、ソフトバンク・テクノロジーでは3月下旬に脆弱性の影響に関する検証結果を公表。攻撃コードを容易に入手できる上、攻撃の難度も高くなく、リモートより攻撃が可能であるとして注意を呼びかけている。

またキヤノンITソリューションズによれば、同社が扱うESETにおいて、2月3日以降、同脆弱性を悪用する攻撃を確認しているという。

Officeファイルにエクスプロイトコードを埋め込んだもので、ファイルを開くとプログラムが動作し、外部のサーバと通信を行い、別のマルウェアがインストールされる。

(Security NEXT - 2018/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応