「Java SE」に14件の脆弱性 - アップデートが公開
Oracleは、同社の定例アップデートである「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、「Java SE」に関する脆弱性14件を修正した。
今回のアップデートでは、CVEベースで14件の脆弱性に対処した。共通脆弱性評価システム「CVSS v3」においてスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は6件。14件のうち12件に関してはリモートより認証なしに攻撃が可能だとしている。
同社では、脆弱性へ対処した「同10.0.1」を提供。また「同8 Update 171」とさらにバグフィクスを実施した「同8 Update 172」をリリース。アップデートを呼びかけている。

「CVSS v3」のスコアが「7.0」以上の脆弱性(表:Oracle)
お詫びと訂正:本記事初出時の記載について、一部誤りがありました。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。
(Security NEXT - 2018/04/18 )
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