Oracleが定例アップデート、脆弱性254件を修正 - 143件はRCE脆弱性
Oracleは、四半期ごとに公開している定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」をリリースした。254件の脆弱性を修正している。

CPUを公開したOracle
今回のアップデートでは、「Oracle Database Server」や「MySQL」をはじめ、「Fusion Middleware」「Enterprise Manager」「Oracle PeopleSoft」「Oracle Industry Applications」「Oracle Systems Products Suite」「Java SE」などの脆弱性に対応した。
CVEベースであわせて254件の修正を行っているが、約35%はサードパーティのアップデートにともなう修正だとしている。
これら脆弱性において、共通脆弱性評価システム「CVSS v3」でスコアが「7.0」以上の「緊急」または「重要」とされる脆弱性は139件。また143件はリモートより認証なく攻撃が可能だとしている。
(Security NEXT - 2018/04/18 )
ツイート
PR
関連記事
Cisco製セキュリティアプライアンスにRSA秘密鍵漏洩のおそれ
MS、月例パッチで修正した脆弱性の件数を上方修正
Zoomに深刻な脆弱性、悪意ある会議URL開くと攻撃受けるおそれも
オンライン会議アプリ「Zoom」のMac版にあらたな脆弱性が判明
Linuxカーネルに「Dirty COW」に類似した脆弱性見つかる
「UnRAR」の既知脆弱性、悪用リスクが高まる
「FortiOS」「FortiADC」など複数のFortinet製品に脆弱性
複数のAdobe製品に脆弱性 - アップデートがリリース
VMware、複数製品向けにセキュリティアップデートを公開
Palo Alto Networks製品に脆弱性 - 反射型DoS攻撃の踏み台となるおそれ