ルータ改ざんで誘導された不正アプリ、狙いは「韓国」か - 2要素認証コードを詐取する機能も
アプリのダウンロード状況では、韓国以外にもバングラデシュ、日本でも検知されており、同社では韓国を標的としてアプリが展開され、中国語や英語、日本語に対応しつつ、アジア地域に拡大したと見ている。
アプリを利用した攻撃活動は活発で、頻繁にアップデートが行われていると指摘。4月7日に確認した亜種では、あらたにメールプロトコルを用いて外部に言語情報や電話番号、アクセス情報などを送信する機能が追加されていた。
一方、アプリをダウンロードさせる際、ルータのDNS設定を変更する手法が用いられたが、どのような方法が用いられたかは、現在もわかっておらず謎も多い。同社ではKrCERTをはじめ、各国のCERTチームと情報の共有を進めている。
(Security NEXT - 2018/04/17 )
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