Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大阪府で児童扶養手当の決裁文書紛失が判明、2017年に5月発生 - 本籍や病歴、マイナンバーも

大阪府において、児童扶養手当に関する決裁文書が所在不明になっていることがわかった。2017年5月に職員が気が付いたが、情報共有しておらず、公表や対象者への謝罪が遅れたという。

20180404_op_001.jpg
事態を公表した大阪府

同府によれば、同府家庭支援課において2017年3月付で認定した特別児童扶養手当と児童扶養手当に関する決裁文書6件を紛失したもの。

申請者39人分の個人情報が記載されていた。氏名やマイナンバー、住所、電話番号のほか、口座情報、本籍や婚姻歴、居住状況、収入、職業、病歴や健康状態、障害の状況などが含まれる。

2017年5月に文書の所在がわからなくなったことから、複数の職員が捜索したが発見できず、8月と12月にも捜索したが見つからなかったことから、保管場所やファイリングの誤りと判断して捜索を打ち切っていた。

(Security NEXT - 2018/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

オンラインデザインツール上で他校生徒情報が閲覧可能に - 鹿島市
コラボアプリで承認ミス、小学校職員グループに児童が参加 - 石狩市
児童へ宿題返却時に成績書類をわたすミス - 名古屋市
小学校連絡用ツールで児童情報を保護者に誤送信 - 名古屋市
倉庫で保管していた廃棄PCの内蔵ドライブが所在不明 - 宮古島市
小学校児童の写真含む記憶媒体が所在不明に - さいたま市
学校Gウェア内で権限設定ミス、個人情報が閲覧可能に - さいたま市
児童の要配慮個人情報を誤送信、小学校教頭を処分 - 埼玉県
ファイル送信ミスなど県立学校4校で個人情報関連事故 - 群馬県
小学校で個人情報含む書類を一時紛失 - 尾道市