ランサムウェアに感染、サイト改ざん被害も - 新潟大医歯学総合病院
新潟大学医歯学総合病院において、ランサムウェアの感染被害やウェブサイトの改ざんなどが相次いで発生していたことがわかった。
同院によれば、2017年12月8日、パソコンがマルウェアに感染している可能性があると職員から報告があり、調査を行ったところ、ファイルが暗号化されて使用できない状態となっていることが判明したという。
ランサムウェアに感染したパソコンには、治験に関する患者の氏名など個人情報が保存されていた。同大では調査を行っているが、個人情報の外部流出は確認されていない。
また同月18日には、心当たりがない記事が投稿されていることに職員が気付き、同院ウェブサイトが不正アクセスを受け、改ざんされていたことが判明した。同月25日に暫定サイトを公開。同大では復旧に向けて調査などを進めている。
(Security NEXT - 2018/01/16 )
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