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トレンドマイクロのメールセキュリティ製品に複数の脆弱性

トレンドマイクロが提供するメールセキュリティ製品「InterScan Messaging Security Virtual Appliance」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかになった。脆弱性を修正するパッチがリリースされている。

「sudo」に起因し、任意のコマンドを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-1000367」や、コマンドインジェクションや任意のコード実行が可能となる「CVE-2017-11391」「CVE-2017-11392」が明らかとなったもの。

「同9.1」および「同9.0」に影響があり、同社では各バージョン向けに脆弱性を修正するためのクリティカルパッチを用意。セキュリティアドバイザリを公開するとともに、JPCERTコーディネーションセンターへ脆弱性を報告し、利用者への周知を進めている。

(Security NEXT - 2017/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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