Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

北朝鮮の攻撃グループ「HIDDEN COBRA」、国内で活動した形跡

北朝鮮の攻撃グループである「HIDDEN COBRA」によるサイバー攻撃が、国内に対しても展開されていた可能性があることが明らかになった。

20171220_fn_002.jpg
フォーティネットにおいて、「FALLCHILL」を観測したのが唯一日本だったという(同社資料から)

フォーティネットジャパンが、同社において同グループが利用するマルウェアによる通信を一時観測していたことを明らかにしたもの。

具体的には、同グループが少なくとも2016年ごろより利用していると見られるリモートアクセスツール「FALLCHILL」の通信を観測したという。

同マルウェアは、米国土安全保障省(DHS)や連邦捜査局(FBI)が共同で調査を実施し、同じく同グループが利用するバックドア「Volgmer」とあわせて、11月中旬に詳細情報を公開、注意喚起を行っていた

(Security NEXT - 2017/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サーバがランサム被害、被害状況など調査中 - ZIPPO輸入代理店
PCキッティングの3次請事業者がランサム被害 - イトーキ
北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
社内システムがランサム被害、一部業務に支障 - 旭タンカー
イベント事業の再委託先でランサム被害や誤送信事故 - 郡山市
「研究者業績データベース」に不正アクセス - 中京大
天気情報サイト「tenki.jp」にDDoS攻撃 - 断続的に障害
ZACROSのランサム被害 - 個人情報約15万人分が流出か
中国関与が疑われる「MirrorFace」の攻撃に注意喚起 - 警察庁
Palo Altoの「Expedition」に複数脆弱性 - 2024年末にEOL