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富士通研、複数ブロックチェーンを接続する新技術 - トランザクション同期も

さらに各ブロックチェーンでの取引処理の実行タイミングを同期させるトランザクション制御技術を開発。

資産の移転元で取引処理を確定させずに資産を一時保留状態にし、移転先の通貨移動を確認してから移転元の取引状態を確定させることで、取引処理の待ち状態を発生させ、全体の成否に応じた取引処理の確定や取り消しを実現できるとしている。

同社では2つの異なるアーキテクチャのブロックチェーンを相互接続し、仮想通貨の交換による資産移転を実行する実証実験を実施。

資産移転に関わる取引記録として、各ブロックチェーンの取引IDや移転資産の数量、結果などが1つの取引としてコネクションチェーンに記録されることを確認した。

(Security NEXT - 2017/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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