脅威情報の売買プラットフォームで実証実験 - NTTコム
NTTコミュニケーションズは、セキュリティ関連情報の売買プラットフォームについて実証実験を実施する。
同社では、攻撃に利用されたIPアドレスやURLなど、セキュリティ対策に活用できる脅威情報を参加者間で売買できるプラットフォームとして「ブロックチェーン型セキュリティ情報流通フレームワーク」の開発を進めており、参加者からのフィードバックを目的とした実証実験を11月30日から2021年3月31日まで実施するもの。
同プラットフォームでは、企業や個人で活動するセキュリティエンジニアが独自に保有し、流通することが少ない脅威情報を流通させ、利活用できる環境の提供を目指している。売買システムには、ブロックチェーンやスマートコントラクト技術を活用。プラットフォームには、取引されたインテリジェンスの流通状況や購入者によるフィードバックなども掲載する。
実証実験への参加費用は無料としており、参加者には実験で利用可能なポイントを付与。ポイントを利用することで、同社が独自に提供するセキュリティインテリジェンスを購入することができるという。
(Security NEXT - 2020/10/06 )
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