「Foxit Reader」がRCEなど多数脆弱性を修正
Foxit Softwareは、PDFリーダーである「Foxit Reader 9.0」および「Foxit PhantomPDF 9.0」のWindows版に対し、複数の脆弱性を修正したセキュリティアップデートを提供している。

脆弱性に対処したFoxit Software
同アップデートは、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性など、複数の脆弱性へ対処したもの。これら脆弱性は「同8.3.2.25013」および以前のバージョンに影響があるという。
具体的には、型の取り違えや解放後メモリへのアクセス、範囲外からのメモリを読み込みなど、多数脆弱性へ対処した。具体的なCVE番号を明らかにしていないが、修正は少なくとも40件以上に及ぶと見られる。
同社では、これら脆弱性を解消したアップデートを11月1日より公開しており、最新版へアップデートするよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/11/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応