Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Foxit Reader」がRCEなど多数脆弱性を修正

Foxit Softwareは、PDFリーダーである「Foxit Reader 9.0」および「Foxit PhantomPDF 9.0」のWindows版に対し、複数の脆弱性を修正したセキュリティアップデートを提供している。

20171115_fr_001.jpg
脆弱性に対処したFoxit Software

同アップデートは、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性など、複数の脆弱性へ対処したもの。これら脆弱性は「同8.3.2.25013」および以前のバージョンに影響があるという。

具体的には、型の取り違えや解放後メモリへのアクセス、範囲外からのメモリを読み込みなど、多数脆弱性へ対処した。具体的なCVE番号を明らかにしていないが、修正は少なくとも40件以上に及ぶと見られる。

同社では、これら脆弱性を解消したアップデートを11月1日より公開しており、最新版へアップデートするよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も