Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

銀行装うマルウェア感染メールに注意 - 法人向けの文面なども

三井住友銀行やみずほ銀行の利用者にマルウェアを感染させようとする攻撃が発生している。

三井住友銀行やみずほ銀行など、金融機関をかたり、マルウェアへ感染させようとするメールを確認したとして、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が注意喚起を行っている。

三井住友銀行を装ったケースでは、法人向けサービスの利用者をターゲットとする一方、みずほ銀行のケースは個人のカードローン利用者を狙っていた。

具体的なマルウェアメールの内容を見ると、三井住友銀行を装ったケースでは、法人向けインターネットバンキングサービスの利用者向けの文面を使用。「ワンタイムパスワード必須化」の案内を偽装し、詳細の確認などと称して、zipファイルをダウンロードさせようとしていた。

(Security NEXT - 2017/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
ASUS製ルータの脆弱性、ベンダー発表以上に高リスク - 国内外で被害拡大
既知脆弱性による「FortiOS」侵害の新手法 - 初期経路封じても被害継続
米当局、Ivanti製品の脆弱性に注意喚起 - 侵害痕跡なくとも初期化検討を
あらたなIvanti脆弱性 - パッチ分析で特定し、3月中旬より攻撃展開か
歯科衛生士向け情報サイトが侵害被害 - マルウェア感染