関連機関で性的少数者の個人情報を漏洩 - 富士市
静岡県富士市は、同市の関連機関や施設で、性的少数者に関する個人情報が漏洩したことを明らかにした。
同市によると、同市の関連する機関や施設において、7月と8月、10月の3回にわたり、特定の個人に関するジェンダーやセクシュアリティに関する情報を不特定多数や報道機関に漏洩するいわゆる「アウティング」が行われたという。
同市が委嘱する男女共同参画地区推進員において、7月3日の地区代表者会議と8月21日の講演会終了後、研修会の講師選定について話し合った際、本人の同意なくジェンダーやセクシュアリティに関する発言を行っていた。また10月30日に、富士市民活動センターの職員が、同じ情報を本人の同意を得ずに報道機関に提供していたという。
同問題を受け同市では謝罪。今後、職員や関連する委員、機関の職員に配慮すべき事項を周知徹底するとともに、広報紙や情報誌、講演会やセミナーなどで市民に対しても啓発を徹底するとしている。
(Security NEXT - 2017/11/07 )
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