J-CSIP、「やりとり型」の標的型攻撃を確認 - 日本語ばらまき型メールも巧妙化
J-CSIPが情報提供を受けた57件のうち、「標的型攻撃メール」と判断したものは3件。前四半期の6件から減少した。
複数回のやりとりで相手を信用させるいわゆる「やりとり型」の攻撃や、海外関連企業の従業員アカウントを乗っ取り、国内企業へメールを送りつける攻撃などが確認されたという。
また数は減少しているものの、日本語で記載されたばらまき型メールが前四半期に引き続き観測された。
メールの件名や本文など、一見不自然でないものが増加。ばらまき型メールにおいても、通常の業務で利用する件名に似せたものも確認されており、警戒するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/10/26 )
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