ランサム「Bad Rabbit」拡散、国内サイトも踏み台に - 3.8%を日本で検出

攻撃の踏み台となったサイト。一部伏せ字や括弧が追加されている(画像:ESET)
「Petya」への類似性が指摘されている新種ランサムウェア「Bad Rabbit」だが、ESETによれば、同社の観測では日本が検出国の上位5番目に入ったという。
同社における検知状況を見ると、65%と大半を「ロシア」が占めるが、「ウクライナ(12.2%)」「ブルガリア(10.2%)」などでも多く検知されている。
4番目以降はいずれもひと桁台だが、「トルコ(6.4%)」に続き、「日本」も3.8%にのぼった。ESETにくわえ、FireEyeも早い段階から日本が攻撃対象になっていたと指摘している。
一方トレンドマイクロによれば、同社クラウド基盤ではロシアの110台を中心に、カザフスタンの3台、ウクライナの1台と、あわせて114台で同ランサムウェアのドロッパーと見られるファイルを検出したが、国内利用者からは検出されていないという。
(Security NEXT - 2017/10/25 )
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