JPCERT/CC、新種ランサム「Bad Rabbit」で注意呼びかけ - 被害対応依頼の窓口などアナウンス
新種ランサムウェア「Bad Rabbit」の感染活動が確認された問題で、国内にも被害が広がる可能性があることから、JPCERTコーディネーションセンターでは注意喚起を行うとともに対応窓口をアナウンスしている。
今回の攻撃では、正規ウェブサイトなどからマルウェア配布サイトへ誘導。「Adobe Flash Player」のインストーラーに見せかけて、「Bad Rabbit」のドロッパーをダウンロードさせていた。FireEyeでは、日本国内において同ランサムウェアのドロッパーを早い段階から検知しているという。
JPCERTコーディネーションセンターでは、同ランサムウェアの発見や被害の報告、被害対応依頼などを受け付けるインシデント報告の窓口をあらためてアナウンス。同ランサムウェアに注意するよう呼びかけている。
また同センターでは「Bad Rabbit」に関する情報収集を引き続き実施し、分析など実施した上であらためて注意喚起を実施する予定。
(Security NEXT - 2017/10/25 )
ツイート
PR
関連記事
有価証券報告書の提出期限の延長承認、サイバー攻撃も考慮
先週注目された記事(2024年10月13日〜2024年10月19日)
「CODE BLUE 2024」の講演が決定 - 脅威関連から、AI、情報戦まで
先週注目された記事(2024年9月1日〜2024年9月7日)
盆休みにパッチ公開日が直撃 - 夏季休暇に向けて十分な備えを
脆弱な「VMware ESXi」、グローバルで2万台以上が稼働か - 国内でも
「Cobalt Strike」不正利用対策で国際作戦 - 攻撃元IPアドレスを封鎖
6月の脆弱性悪用リスト「KEV」への登録は9件
約3割が過去3年間にサイバー攻撃の被害経験 - ランサムは3.8%
先週注目された記事(2024年5月12日〜2024年5月18日)