Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CiscoのNFVプラットフォームに深刻な脆弱性 - アップデートがリリース

「Cisco Cloud Services Platform(CSP)2100」のウェブコンソールに深刻な脆弱性が含まれていることが判明した。アップデートがリリースされている。

同製品は、仮想ネットワークサービスを運用、管理できる「NFVプラットフォーム」。同製品のウェブコンソールにおいて、認証機能に脆弱性「CVE-2017-12251」が存在することが判明したもの。重要度は「クリティカル(Critical)」。

ウェブコンソールへアクセス権限を持つユーザーが、ウェブコンソールのURLを細工することで、同製品上で稼働する本来アクセスできない特定の仮想マシンに対してアクセスが可能となるという。

同脆弱性は、「同2.2.2」から同「2.1.0」に影響があるとしており、同社では脆弱性を解消したアップデート「同2.2.3」をリリースした。

(Security NEXT - 2017/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正