「Apple IDが10月13日に失効」と不安煽るフィッシング攻撃に注意
「Apple IDサポートセンター」をかたり、IDやパスワードをだまし取るフィッシング攻撃が発生している。関連機関が注意を呼びかけた。
問題のフィッシング攻撃では、「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください」といった件名でメールが送信されていた。
フィッシングメールでは、「AppleゲームのセキュリティチームがiCloudにログインしたり、ダウンロードしたりする操作を確認した」などと説明。「安全のためApple IDをロックした」などとだます。
さらに「セキュリティ質問を再設定して頂くことが必要」「10月13日から失効になる」などと不安を煽り、フィッシングサイトへ誘導していた。
またアクセス元として、全く関係ないIPアドレスや、iCloudのバージョンを記載することで、あたかもメール受信者以外のアクセス履歴が確認されたかのように演出していた。
フィッシング攻撃を確認した警視庁や、日本サイバー犯罪対策センターでは、誤ってアクセスしないよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/10/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)