「Apache Tomcat」にアップデート、ゼロデイ脆弱性へ対応 - 一部は準備中
「Apache Tomcat」に、リモートよりコードを実行されるおそれがあるゼロデイ脆弱性「CVE-2017-12617」が明らかとなった問題で、開発チームは一部バーションに対して脆弱性へ対処したアップデートをリリースした。

開発チームがアップデートを公開した
「CVE-2017-12617」は、「readonly」を無効化し、リモートよりHTTPの「PUTメソッド」を受け入れる設定の場合に、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性。
開発チームでは、9月19日に「同7.0.81」をリリース。
Windows環境のみ影響を受ける脆弱性「CVE-2017-12616」など、別の脆弱性2件へ対処したが、その後、「CVE-2017-12616」と類似し、さらにより多くの環境が影響を受ける脆弱性「CVE-2017-12617」が判明した。
(Security NEXT - 2017/10/04 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正