Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

医療機関の患者情報含むUSBメモリを紛失 - エンパワーヘルスケア

医療系に特化したITサービスを提供するエンパワーヘルスケアは、医療機関より郵送された患者情報含むUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同社によれば、5月23日に同社顧客である診療所より同社宛てに郵送されたUSBメモリの所在がわからなくなっているもの。

問題のUSBメモリには、同診療所を受診した患者530人の氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、初診算定日、最終診療日などが保存されていた。

同社において受領を確認できていないが、配達記録が残っていたという。同社では、社内で紛失した可能性が高いとして、捜索を続けている。

対象となる患者には、診療所が報告と謝罪を行い、個人情報保護委員会に対しても事態を報告した。所管官庁に対しては同社が報告を行った。

(Security NEXT - 2017/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

学生が患者の個人情報含むカルテの写真をSNSに投稿 - 名古屋大病院
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 岡山県精神科医療センター
職員が患者カルテをインスタ投稿、個人情報が残存 - 仙台市立病院
第三者のYouTube動画に患者の電子カルテ情報 - 群大付属病院
無許可の患者情報持ち出し、サポート詐欺被害から発覚 - 近大病院
チーム医療の書類を一時紛失、駅ビルで拾得 - 横市大付属病院
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
臨床研究で検査機関に個人情報を誤送付、すでに削除済み - 愛知医科大
駅ホームで書類を落として飛散、一部未回収 - 北海道
患者情報含むUSBメモリを紛失 - 約1カ月後に回収