ウェブサイトの安全運用、必要な「点検」やその「頻度」は?
JPCERTコーディネーションセンターは、ウェブサイトの運営にあたり、定期的に点検を実施するよう対策を呼びかけている。
ウェブサイトがサイバー攻撃を受けるケースが頻繁に発生していることから、同センターでは、脆弱性対策をはじめ、点検項目や頻度について説明し、対策を呼びかけたもの。
もっとも頻繁に点検する必要があるとされているのが、ウェブサーバ上に保存されたファイル。改ざん被害に遭ったり、不正なファイルが作成されていないかなど、1週間に1度程度をめどに確認するよう求めている。
次にウェブサーバを運用するためのシステムについて、プラグインやウェブサイトの管理に利用するパソコンも含め、最新バージョンにアップデートされているか、数週間から1カ月に1度程度の割合で点検するよう推奨。
またウェブアプリケーションの脆弱性や不備などを調べるセキュリティ診断、保守で利用するIDやパスワードの確認、DDoS攻撃への対策など、1年に1回を目安として挙げているが、ウェブ脆弱性診断に関しては、ウェブへ機能を追加した場合なども、実施するよう求めている。
(Security NEXT - 2017/08/07 )
ツイート
PR
関連記事
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「CODE BLUE 2025」29講演が決定 - AIチップ脆弱性から法的課題まで
専門生対象のセキュリティコンテスト - ウェブ脆弱性を調査
未公開脆弱性情報、公表前の開示自粛を呼びかけ - 政府や関係機関
国産セキュリティ製品の普及促進フォーラム - 10月に都内で初開催
日本シーサート協議会、年次カンファレンスイベントを12月に開催
JSSEC、「Androidアプリセキュアコーディングガイド」第17版を公開
JPAAWG、11月に「8th General Meeting」を高知でハイブリッド開催
通販サイトでの「ウェブスキミング」に業界団体が注意喚起
U15対象「SecHack0コンクール」開催 - テーマは未来のくらしと安全