Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Office 2007」サポート終了まで3カ月 - 「Office for Mac 2011」もEOLへ

マイクロソフトが提供する「Office 2007」や「SharePoint Server 2007」のサポート終了が10月に迫っている。「Office for Mac 2011」についてもサポートが終了となる。

20170710_ms_001.jpg
移行を呼びかける日本MS

同社では製品発売後、メインストリームサポート5年間と、延長サポート5年間のあわせて最低10年間のサポートを提供するとしており、「Office 2007」および「SharePoint Server 2007」に関しては、2012年10月9日にメインストリームサポートを終了した。

その後移行した延長サポートについても、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる10月10日に終える。

同日に公開される月例セキュリティ更新が最後のアップデートとなる見込みで、サポート終了後はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、脆弱性を修正できなくなることにくわえ、脆弱性の有無についても公表されなくなる。

(Security NEXT - 2017/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Drupal」の旧版にDoS脆弱性見つかる - 「同10」へ更新を
エレコムやロジテックの複数ルータ製品に脆弱性 - サポート状況の確認も
EOLの「CentOS」向けに修正パッチなどを提供 - サイバートラスト
「Adobe Acrobat/Reader」にアップデート - 移行急がれる「同2017」
Oracle、「Java SE」の脆弱性5件を修正 - 「同7」の延長サポートが終了
サポート終了も1割強が業務でIE利用 - 35%はEdgeのIEモード
脆弱性管理避けられぬOSS、経産省が事例集を拡充
2021年末で「CentOS 8」のサポートが終了 - リリースからわずか2年強
「SonicWall」の旧製品に差し迫るランサムウェアの危機
2021年1Qの「JVN iPedia」登録は1701件 - 「XSS」が170件で最多