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「Apache Struts 2」関連のインシデント検知が増加 - ラック

同四半期にネットワーク内部から検知した重要インシデントは168件で、前四半期の250件を下回った。

「ET-Trojan」の感染が前四半期の39件から11件に減少したことと、マルウェアの通信先として使用されていた不審なSSL証明書を持つホストとの通信が検知されなかったことが、重要インシデント減少の要因としている。

もっとも多かったのは、オンラインバンキングのアカウント情報を窃取する「Ursnif」の感染。「Gozi」「Snifula」「Papras」といった別名でも知られるマルウェアで、前四半期から減少はしたものの47件を検知した。

(Security NEXT - 2017/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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