「注文を配送できません」とだますスパムが多数流通 - 「Amazon」「Apple」などのなりすましも
エフセキュアは、2017年上半期においてスパムメールで悪用されたブランドについて調査を取りまとめた。「Amazon」や「Apple」「Microsoft」などの大手ブランドが被害に遭っている。
同社が2017年上半期に把握した迷惑メールにおいて、なりすましの被害に遭った企業のランキングを取りまとめたもの。
「USPS(米国郵便公社)」がもっとも多く、3番目にも「FedEx」が入っており、荷物の配送通知に偽装したスパムが引き続き多数流通しているという。
同社は、eコマースが一般的となり、注文の配信を待つユーザーが多数存在しており、ソーシャルエンジニアリングの悪用が容易になっていると指摘。「注文を配送できません」といったメールで容易に攻撃が可能であるとして「なりすましメール」の危険性を指摘している。
また、2位の「Amazon」や4位の「Apple」、5位の「PayPal」、7位の「Microsoft」など、国内でもなじみ深い大手ブランドも悪用されている。
2017年上半期に迷惑メールでなりすまし被害にあった上位10社は以下のとおり。
1位:USPS
2位:Amazon
3位:FedEx
4位:Apple
5位:PayPal
6位:Walgreens
7位:Microsoft
8位:Eharmony
9位:Lyft
10位:Facebook
(Security NEXT - 2017/07/05 )
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