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法政大、不正アクセスに関する調査結果を公表

法政大学は、同大のサーバが不正アクセスを受けた問題で、当初発表していたアカウント情報の外部流出は確認されなかったとする調査結果を公表した。

同問題は、2016年12月8日に同大のサーバが不正アクセスを受けたもの。3月10日に公表した時点では、サーバを経由してアカウント管理サーバにアクセスされ、学生や教職員、委託業者などのアカウント情報4万3103件が流出した可能性があるとしていた。

同大では、外部事業者によるネットワークの解析およびログの調査を実施。同調査の報告を踏まえ、同大の情報セキュリティ委員会で検討を行い、アカウント管理サーバへのアカウント情報の要求を行った痕跡は認められたが、それにともなう情報流出は確認されなかったと結論付けたという。

(Security NEXT - 2017/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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