MS、5月の月例セキュリティ更新を公開 - 脆弱性55件を修正
マイクロソフトは、5月の月例セキュリティ更新を公開した。「Adobe Flash Player」の脆弱性を除くと、CVEベースであわせて55件の脆弱性を修正している。
今回のアップデートでは、「Windows」や同社ブラウザ「Internet Explorer」「Microsoft Edge」をはじめ、「Office」「Office Servers」「Web Apps」「.NET Framework」の脆弱性を解消した。また同日修正された「Adobe Flash Player」の脆弱性へ対応している。
脆弱性の影響を見ると、リモートでコード実行が可能となる脆弱性をはじめ、セキュリティ機能のバイパス、情報漏洩、特権の昇格、サービス拒否などの脆弱性に対処。脆弱性55件の最大深刻度を見ると、「緊急」が14件、「重要」が41件だった。
また同社では、月例アップデートとは別に「Microsoft Malware Protection Engine」の脆弱性「CVE-2017-0290」を米時間同月8日に修正している。
(Security NEXT - 2017/05/10 )
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