Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

治験データ8300件が所在不明 - 医薬品医療機器総合機構

医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、新薬の治験データが保存されたUSBメモリが、同機構内で所在不明になっていることを明らかにした。

同機構によれば、複数の企業から提出された新薬の治験データを含むUSBメモリを4月11日に紛失したもの。

同機構では、受領時にデータの異常が発生したものについて、検証用端末へ移行する際にUSBメモリを使用しているが、所在がわからなくなっているUSBメモリには、5種類の新薬に関する8371件の治験データが記録されていた。

治験に協力した患者の性別や年齢、人種、施設名が含まれる。また、治験責任医師264人の氏名と、治験依頼者または開発業務受託機関関係者107人の氏名も含まれる。

USBメモリにはパスワードが設定されており、パスワードの入力を一定回数誤るとすべての操作がブロックされるという。また内部のデータについては、閲覧に特殊なソフトウェアが必要だと説明している。

同機構では、すでにUSBメモリの利用にあたり、データ移行への限定やデータの消去など運用を見直したほか、再発防止に向けて、今後はUSBメモリによるデータの移行を禁止し、可搬性がない媒体を介したデータの移行方法へと変更するとしている。

(Security NEXT - 2017/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

個人情報関連ミス、12月前後の1カ月で17件 - 大阪市
避難行動要支援者台帳に別人の個人情報 - 鹿島市
新型コロナ陽性者リストが流出、アクセス権設定でミス - 福岡県
患者情報扱うPCが所在不明、店舗リフォーム時に誤廃棄か - 調剤薬局
保守端末に不正アクセス、個人情報流出の可能性 - 日本医療研究開発機構
生活保護受給者の複数記録簿が所在不明 - 八尾市
新型コロナ陽性者2515人の関連情報を誤掲載 - 川崎市
鍼灸や医療など複数運営通販サイトで情報流出 - メイプル
介護保険被保険者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 播磨町
郵便物差出票に個人情報含む用紙を再利用 - 大阪市