Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2月のESETによるマルウェア検出、6割以上がJavaScript型

2月に国内でESET製品により検出されたマルウェアの上位5種のうち、4種は「JavaScript」ベースのマルウェアだった。6割以上を占めるという。

20170324_ci_001.jpg
2月の国内検知状況(グラフ:ESET)

ESETのセキュリティ対策ソフトにおける2月の検出状況を、キヤノンITソリューションズが取りまとめたもの。

2月の検知状況を見ると、他マルウェアへ感染させることを目的としたJavaScriptが中心で65%以上を占めた。

同社が検知した41.3%は、特定のマルウェアではなく、悪意あるJavaScriptファイルを検知した際の総称「JS/Danger.ScriptAttachment」だった。

個別のマルウェアとしてもっとも多く検知されたのは、ランサムウェアや、情報を窃取するマルウェアへの感染を目的としたJavaScriptのダウンローダ「JS/TrojanDownloader.Nemucod」で、全体の16.6%を占めた。JavaScriptベースの「JS/Danger.DoubleExtension(5.5%)」「JS/TrojanDownloader.Agent.PQT(2.2%)」なども多い。

もっとも多く検知された実行ファイルのマルウェアとしては、「Gozi」「Snifula」「Papras」といった別名でも知られる「Ursnif」で、全体の3.3%だった。同マルウェアへ感染させる日本語で記載されたばらまき型メールが引き続き観測されているという。

(Security NEXT - 2017/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

登録セキスペ講習、民間など23講習を追加
4社に3社が直近1年にインシデントを経験 - JIPDEC調査
国内ではブラウザ上でのマルウェア検知が7割超 - ESET
JSAC 2021の「ベストスピーカー賞」が選出 - 講演動画も公開中
政府、ISP経由で国内Emotet感染者に注意喚起
33%がPWを使い回し、52%は似たPWを再利用 - F-Secure調査
2020年の緊急対応支援、3割強が「Emotet」 - ラック
悪意あるファイル5%増、URLは6割減 - カスペ調査
2020年4Qの標的型攻撃メールは16件 - 目的不明のバラマキ不審メールも
2020年4Qのインシデントは1割減 - マルウェアサイトは倍増