7割以上がパブリッククラウドを信頼、63%が顧客情報を保存
日本企業のIT担当者の73%がパブリッククラウドを信頼すると回答しており、63%がパブリッククラウドに顧客情報を保存しているとの調査結果をマカフィーが取りまとめた。
同社が、調査会社の英Vanson Bourneに委託し、2016年秋にアンケート調査を実施したもので、日本を含む世界12カ国から2000人以上のIT担当者が回答した。
日本国内の回答を見ると、73%がパブリッククラウドを信頼すると回答。63%はパブリッククラウドに顧客情報を保存しているという。
一方、クラウドのセキュリティを確保できなくなっていると57%が考えており、51%と約半数はクラウド型SaaSアプリケーションがマルウェア感染の原因になった経験があるという。
導入に関しては、43%はセキュリティに関するスキル不足が原因でクラウドサービスの導入が遅れているとしており、53%はスキル不足ながらクラウドを継続的に利用。スキル不足はないと考えている回答者は4%だった。
(Security NEXT - 2017/03/02 )
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