「有料動画サービスを無料で見られる」だますランサムウェアに注意
大手有料動画サービス「Netflix」を無料で利用できるなどと誘惑し、端末内のファイルを暗号化して金銭を要求するランサムウェアが確認された。複数のセキュリティベンダーが注意を呼びかけている。
問題のランサムウェアは、「Netflix Login Generator」といった名称で流通。「Netflix」へアクセスができる不正アカウントを作成できるなどとだましていた。
ランサムウェアと気が付かずにプログラムを起動すると、画面上では不正アカウントらしき文字列が表示されるが、実際はCドライブにあるユーザーディレクトリ以下にある特定の拡張子を持ったファイルを暗号化。復号キーをBitcoinで購入するよう迫る。要求額は0.18BTCだった。
米Trend Microや露Kaspersky Labが調査した検体では、「Windows 7」「同10」のみで動作。他OSでは動作せずに終了するという。
(Security NEXT - 2017/02/14 )
ツイート
PR
関連記事
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
ランサム攻撃、リモートアクセス機器経由で侵入 - サンリオ関連会社
サンリオ関連会社でランサム被害 - 個人情報が流出した可能性
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
講師事務所がランサム被害、研修受講生氏名などが流出か - INPIT
ランサム被害で情報流出、調査や復旧作業を継続 - 丸菱HD
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業