Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

今度は「偽PayPal」 - 「偽Amazon」と同一犯か

「PayPal」を装ったフィッシング攻撃が発生しており、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。誘導先は先日確認されたAmazonのフィッシングサイトと同じフィリピン企業の正規サイトだった。

20170203_ap_001.jpg
フィッシングメールの内容(画像:フィ対協)

今回のフィッシング攻撃では、「あなたはPaypalログイン認証情報をリセットする必要があります」といった件名でメールを送信。

メールの本文では、「アカウントを更新できなかった」などと説明。「カードの期限切れ」「請求先住所の変更」などが原因の可能性があるなどとだまし、Googleの短縮URLサービスを悪用して、HTTPSによる暗号化通信を行うフィッシングサイトへと誘導。情報の更新と称して個人情報を入力させていた。

フィッシング対策協議会では、フィッシングサイトに情報を入力しないよう注意喚起を行うとともに、類似した攻撃を見かけた際は、同協議会まで情報を提供してほしいと呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
ドメインやホスティングが停止すると不安煽るフィッシングに警戒を
「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」を開催 - JC3
「りそな銀行」かたるフィッシング攻撃の報告が増加
先週注目された記事(2024年6月23日〜2024年6月29日)
取引先や従業員に関する一部情報の流出を確認 - KADOKAWA
セミナー事務局のメルアカからスパム送信、原因を調査 - 広島県