Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

今度は「偽PayPal」 - 「偽Amazon」と同一犯か

今回確認された攻撃を、先に発生したAmazonのフィッシング攻撃と比較すると、メールの件名や本文の内容が酷似していた。

さらに短縮URLを利用する手法にくわえ、フィリピンの企業が運営する正規の旅行サービスサイト上に設置されたページへ誘導するなど共通点がある。

一方、先のAmazonを装ったケースでは、短縮URLで直接フィッシングサイトへ誘導していたが、今回のケースでは誘導先のページから、さらにリダイレクトで別のページへ遷移するなど異なる点も見られた。

(Security NEXT - 2017/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告