「他人に個人情報を公開された経験がある」14.4% - 3割強が削除依頼など対応
一方、他人の個人情報やプライベートな情報を、本人の許可を得ずにインターネット上に公開した経験があるか聞いたところ、9.7%が経験があると回答。
具体的には、「行った場所や食事など行動に関する情報」「氏名、所属、年齢など本人に関する情報」がいずれも3.4%、「本人とわかる画像や動画」が3.3%だった。「氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど本人に連絡が取れる情報」に関しても2.5%が公開した経験を持っていたという。
またスマートデバイス利用者に対して実施した同様の調査では、他人に関する個人情報を公開した経験があるとの回答は13.8%にのぼり、パソコン利用者を4.1ポイント上回った。「本人とわかる画像や動画(6.0%)」「氏名、所属、年齢など本人に関する情報(5.5%)」「行った場所や食事などの行動に関する情報(4.5%)」といずれも5%前後にのぼる。
2016年後半に実施された別の調査では、SNSで評価を得るために友人のおもしろい情報を公開していいと答えた人は27%にのぼり、「秘密の情報を公開してもいい」と回答した人も約1割にのぼっている。
今回の調査では投稿する理由として、「共通の友人に状況を伝えたかった」「友人や知人しかみない」「この程度なら許される」など挙げられているが、その一方で個人情報が公開された約3人に1人は削除を依頼した経験を持っており、公開する側、公開される側でとらえ方にギャップが見られた。
(Security NEXT - 2017/01/18 )
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