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「個人情報保護法ガイドライン」が決定 - パブコメで1135件の意見

個人情報保護委員会は、パブリックコメントを経て改正個人情報保護法に関する「個人情報保護法ガイドライン」を策定した。パブリックコメントには1135件の意見が寄せられたという。

同ガイドラインは、個人情報や匿名加工情報を取り扱う全分野の事業者を対象とした汎用的なガイドライン。特殊な場合を除き、これまで省庁ごとに用意されていたガイドラインを一元化しており、「通則編」にくわえ、「外国にある第三者への提供編」「第三者提供時の確認・記録義務編」「匿名加工情報編」の4編で構成されている。

ガイドラインの決定にあたっては、10月4日から11月2日までパブリックコメントを実施。172人の個人や76の団体からのべ1135件の意見が寄せられた。同委員会では意見を受けて、当初案に対し、4カ所を修正、2カ所で記載を追加している。

今回寄せられた意見の内訳を見ると、「通則編」に関する意見が692件と最多。このうち「個人識別符号」に関するものが155件にのぼり、そのうちDNAに関するものも117件を占める。要配慮個人情報が129件と続いて多い。

また「第三者提供時の確認・記録義務編」が169件、「外国にある第三者への提供編」が128件、「匿名加工情報編」が101件、ガイドライン全般に関する意見が45件だった。同委員会では、これら意見に対する委員会の考え方について取りまとめた資料を公開している。

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パブリックコメントで寄せられた意見の件数(表:個人情報保護委員会)

(Security NEXT - 2016/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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