セキュリティ分野から2名が経済産業大臣賞を受賞
経済産業省は、2016年度の「情報化促進貢献個人等表彰」を決定した。セキュリティ分野で活躍した2名が経済産業大臣賞を受賞している。
同表彰は、人材育成やIT活用、情報処理における安全の確保など、情報化の促進に貢献した個人や組織の功績を称える表彰。1972年より毎年10月に開催される情報化月間にあわせて実施しており、今回で45回目を迎えた。
今回の経済産業大臣賞の「個人」では、セキュリティ分野から2名が選出されている。
受賞が決まった藤江一正氏は、情報処理推進機構(IPA)の前理事長。IPAにおいて標的型攻撃対策の体制整備や、情報処理技術者試験における「セキュリティマネジメント試験」の創設をはじめ、IT産業の発展や人材育成などの業績などが評価された。
同じくCTFイベントであるSECCONの実行委員長を務める竹迫良範氏が受賞。産官学の連携体制を構築しつつ、国内最大のCTF競技大会に発展させ、人材育成に寄与したことが受賞理由となった。
また組織では、IT利活用の面からトヨタ自動車、大阪ガス、ワークスアプリケーションズが選出されている。表彰式は、10月3日を都内で開催される予定。
(Security NEXT - 2016/09/20 )
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