Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本プルーフポイント、インシデント対応の支援ソリューション

日本プルーフポイントは、インシデント対応を支援する「Proofpoint Threat Response」および「Emerging Threats Intelligence」を提供開始した。

20160916_pp_001.jpg
記者説明会に登壇したマネージングダイレクターのLorne Fetzek氏と米Proofpoint先端技術シニアグループマネージャーのDuane Kuroda氏

「Proofpoint Threat Response」は、インシデントへの対応を効率化するソリューション。セキュリティ製品やSIEMなど30以上の製品と連携。収集した情報を相関的に分析し、優先順位付けした上でアラートを発行することが可能。連携するためのAPIも用意されている。

またアラートをもとに、マルウェア感染端末のスナップショットや、プロセス、レジストリなどの情報を取得することが可能。さらにファイアウォールやActive Directory、メール製品などと連携させることで、不正通信を遮断することもできる。

一方、「Emerging Threats Intelligence」は、買収したテクノロジーを同社ソリューションへ統合したもの。同社はもちろん、外部マルウェア対策ベンダーなど、グローバルより収集した過去5年間の脅威情報を提供する。

IPアドレスやドメイン、ハッシュ、文字列などで検索し、脅威情報のドリルダウンが可能。「Proofpoint Threat Response」との連携に対応しているが、単独で導入することもできる。

(Security NEXT - 2016/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
仮想環境を狙うマルウェア「BRICKSTORM」 - 中国政府系攻撃者が悪用
ランサム被害で個人情報が流出した可能性 - オオサキメディカル
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告