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NISC、「企業経営のためのサイバーセキュリティの考え方」を策定

積極的な競争力の強化にセキュリティを活用する企業に対しては、セキュリティ品質の向上によるブランド価値の向上などを認識すべきとし、取り組みを積極的に情報発信することや、「IoTセキュリティに関するガイドライン」の活用を挙げた。

一方、事業戦略へサイバーセキュリティを積極的に取り入れていない企業には、社会的な責任のもとセキュリティ対策へ取り組むよう求め、経済産業省が2015年12月に公開した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」をツールとして活用するよう促している。

中小企業に対しては、消費者や取り引き先との信頼関係構築においてセキュリティ対策へ取り組む必要があるとする一方、十分なリソースを確保できないケースもあることから、解決策としてセキュリティ対策を実施しているクラウドサービスの利用やリスクを転嫁する保険の活用などをツールとして挙げたほか、相談窓口やセミナーを積極的に活用するよう求めている。

(Security NEXT - 2016/08/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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