Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Mac狙う新型バックドア「Eleanor」、無料ファイル変換ソフトを装い拡散

Mac OS Xを狙うあらたなマルウェア「Eleanor」が確認された。外部から端末が操作されるほか、内蔵カメラなどによる覗き見も可能だという。

20160708_bd_001.jpg
「Eleanor」のコントロールパネル(画像:Bitdefender)

今回発見されたマルウェアは、Bitdefenderが確認、「Eleanor」と名付けたもの。「EasyDoc Converter」という無料のファイルフォーマット変更ソフトに見せかけて配布されていた。

Appleの「Developer ID」による署名は行われておらず、AppStoreには公開されていないが、ソフト紹介サイト「MacUpdate」を通じて配布されていた。そのためユーザーが有用なソフトと勘違いしてダウンロード、インストールするおそれがあった。

同ソフトをインストールすると、外部より悪意あるスクリプトをダウンロード。複数のコンポーネントをシステムへインストールし、外部の攻撃者が、Tor経由でアクセスすることが可能になるという。

攻撃者は、コマンド&コントロール(C&C)サーバにおいてウェブベースのコントロールパネルより、情報収集、ファイル操作、コマンドやスクリプトの実行などが可能。また内蔵カメラへアクセスでき、コントロールパネルより映像を確認可能だった。

(Security NEXT - 2016/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2020年4Qの脆弱性登録は1423件 - 前年同期の3分の1
「Microsoft Edge 87.0.664.75」がリリース - 脆弱性13件を修正
「Chrome 87.0.4280.141」が公開 - セキュリティに関する16件の修正を実施
Veritas製バックアップ製品に脆弱性 - 他社類似脆弱性にも注意
Apple、「macOS Big Sur 11.1」を公開 - 「Catalina」「Mojave」向けにもアップデート
Ciscoのコラボレーションツールに深刻な脆弱性
「Adobe Acrobat/Reader」に情報漏洩のおそれ - アップデートで修正
Chromeがアップデート、セキュリティ関連で8件修正
さよなら「Adobe Flash Player」 - 2020年末でサポート終了
「Google Play」の一部公開アプリが固有ID情報を取得 - Palo Altoが指摘