Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SECCON 2016」がスタート、決勝はふたたび「2日間」に

さらにSECCON実行委員会では、人材発掘や育成などを目的に、若年層や初心者を対象とした「CTF forビギナーズ 2016」や、女性などを対象とした「CTF for Girls 2016」といったイベントも開催していく。

20160608_sc_002.jpg
事業開始式へ登壇した田中氏(画面左)、竹迫氏(同右)

事業開始式に登壇したJNSA会長の田中英彦氏は、「セキュリティは従来から問題となっているが、今後さらに多くのものが接続されることとなり、重要インフラを含めて喫緊の課題となっている」と指摘。「SECCONが、社会を担う若い人への啓発となり、セキュリティ業界へ入るきっかけや、技術の向上につながることに期待している」と述べた。

また実行委員長を務める竹迫良範氏は、SECCONが目指す将来像について、定期的に大会を開催することで、大会を目指す自主的な活動が進むことを期待していると説明。

表彰など通じて表舞台で活躍したり、技術を磨く環境を提供しつつ、おとながフォローして倫理観など培いながら、社会に貢献したいと考える人材を育てていきたいと述べた。

(Security NEXT - 2016/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

若年層向け人材育成ハッカソン「SecHack365」、参加者募集を開始
委員名簿ファイルを送信メールに誤添付 - 三重県
セキュリティ総務大臣奨励賞の受賞者2名、2団体を発表 - 総務省
「SecHack365 2024」の成果発表会を都内で開催 - NICT
NICTがシンポジウム開催 - 研究報告や女性活躍のパネルも
次年度「SecHack365」に向けてオンライン説明会を開催
NICT、15歳以下を対象としたセキュリティアイデアコンテスト
「2025年サイバーセキュリティ月間」の関連行事を募集 - NISC
デロイト、ストーンビートを子会社化 - インシデント対応支援など強化
「GCC 2025 Taiwan」、2025年2月に開催 - 国内参加者を募集