Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Seata」脆弱性、対象版に誤り - 一部で「クリティカル」との評価も

「Apache Incubator」としてプロジェクトの育成が進められている分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性が明らかとなった。開発者は重要度を「低」としているが、「クリティカル」との評価もある。

開発チームが現地時間6月28日にアドバイザリを公表し、信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2025-32897」について明らかにしたもの。

過去に公開された「CVE-2024-47552」が「同2.2.0」で解消済みとされていたが、対象バージョンが狭く定義されていたため、あらためて対象バージョンを拡大し、「CVE-2025-32897」が採番された。

開発グループは、脆弱性の重要度を4段階中もっとも低い「低(Low)」と評価。一方、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」とし、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同脆弱性は、現地時間2025年3月3日にリリースされた「同2.3.0」にて修正されており、利用者にアップデートが呼びかけられている。また6月11日には「同2.4.0」もリリースされている。

(Security NEXT - 2025/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Node.js」のセキュリティ更新、現地時間1月13日にリリース予定
米当局、「Gogs」の脆弱性悪用に注意喚起 - 修正コードが公開
富士通製パソコンの同梱認証ソフトに脆弱性 - 修正版が公開
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 2025年11月の更新で修正済み
分散ストレージ「RustFS」に認証回避の深刻な脆弱性
データ圧縮ライブラリ「zlib」に含まれる「untgz」に深刻な脆弱性
「Trend Micro Apex Central」にクリティカル脆弱性 - アップデートを公開
「Apache Uniffle」に脆弱性 - 中間者攻撃のおそれ
「n8n」に今月2件目の「クリティカル」脆弱性 - 旧版に影響
IoTゲートウェイ「OpenBlocks」に脆弱性 - 修正版が公開