ランサムウェアの攻撃受けたユーザー、17%が法人
2016年第1四半期にランサムウェアの攻撃を受けたユーザーは、前四半期から30%増加したとの調査結果をKaspersky Labが取りまとめた。
同四半期に同社が観測したランサムウェアのあらたな亜種は2900件。前四半期比14%増となった。5月の時点で同社データベースに登録済みの亜種は1万5000件を超えたとしている。
観測したランサムウェアの種類を見ると、「TeslaCrypt」が58.4%で最多。「CTB-Locker(23.5%)」「CryptoWall(3.4%)」が続く。いずれもメールの添付ファイルやメールに記載されたリンク経由で拡散していた。
同四半期に同社が把握した攻撃を受けたユーザー数は37万2602件。前四半期から30%増加した。これらのうち17%が、法人だったという。
(Security NEXT - 2016/06/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
ベトナム子会社でランサム被害、製造出荷に影響なし - 大日精化工業
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
アスクル、ウェブ経由の注文を再開
ランサム被害で個人情報が流出した可能性 - オオサキメディカル
ランサム感染でサーバ障害、調査や復旧実施 - YAC子会社
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
