ランサムウェアの相談が急増、前月比5.6倍に - 約88%で被害
情報処理推進機構(IPA)によれば、3月に同機構へ寄せられたランサムウェアに関する相談は、前月比約5.6倍にあたる96件へと大幅に増加したという。相談件数の約9割で被害が発生している。

ランサムウェアの相談動向(グラフ:IPA)
パソコン内部のデータを意図に反して暗号化し、復号を引き替えに金銭を要求するランサムウェアの被害が拡大しているもの。
同機構によれば、2016年に入って1月に11件、2月に入り17件の相談が寄せられていたが、3月に入り、96件へと急増。またこれら相談のうち、約88%で被害が発生しているという。
感染経路の多くは、メールの添付ファイルで、4月以降も同様の相談が相次いでおり、同機構では注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/04/13 )
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