2015年4Q、新種ランサムウェアは100万件弱 - RaaSビジネスが後押し
2015年第4四半期は、ランサムウェアが前期から2割以上も増加したことがわかった。ビジネスモデルとして「Ransomware as a Service(RaaS)」なども登場しており、容易に攻撃が行える状況にあるという。
マカフィーが同四半期の脅威状況を取りまとめたもの。モバイル向けマルウェアやランサムウェアの増加が目立っている。
同社によれば、2015年第4四半期にあらたに確認されたマルウェアは約4200万件で、前四半期から10%増となった。2014年第4四半期まで増加が続いたものの、2015年は3期連続で緩やかな減少傾向を見せたが、再び増加に転じた。
一因として、同社はモバイル向けマルウェアの増加を指摘。前四半期を100万件上回る230万件が確認された。背景にGoogleによるAndroidの更新頻度が増えたことを挙げており、マルウェア作成者も以前より速いペースであたらしいマルウェアを作成するようになったという。

新種ランサムウェアの検出動向(グラフ:マカフィー)
またランサムウェアも前期を上回る水準で推移。同四半期には100万件弱のあらたなランサムウェアが確認されており、前期比26%増となった。2015年第2四半期の120万件には及ばないものの、予断を許さない状況だ。
背景には、ランサムウェアコードのオープンソース化や、ランサムウェアの感染者に収益が支払われるビジネスモデル「Ransomware as a Service(RaaS)」も登場しており、以前に比べ、簡単に攻撃が行える状況となっている。
あらたに確認されたフィッシングサイトのURLは、約140万件で前期の約40万件を大きく上回った。関連ドメインの増加率も大きく、20万件に届かない状況が2014年から続いていたが、同四半期は100万件を超えた。
(Security NEXT - 2016/04/01 )
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