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ANAのシステム障害、スイッチ故障が原因 - 予備機への切替も機能せず

全日空において、3月22日に大規模なシステム障害が発生し、国内線において欠航や遅延が多数発生した問題で、同社はデータベースサーバの同期処理を中継するネットワーク機器の不具合が原因であることを明らかにした。

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障害の概要(画像:ANA)

同社によれば、同社は、4台のデータベースサーバで国内旅客システムを運用しているが、これらサーバの同期処理にあたり、中継するシスコシステムズ製のEthernetスイッチで障害が発生したという。

そのため同期処理が行えず、データの整合性が保たれなくなるため、データベースが自動停止していた。また障害時のシグナルが送信されなかったため、本来は自動で切り替わる予備機への切り替えも行われなかったという。

同社では、ネットワーク機器における障害の検知機能を改善。シスコシステムズによる改善策も検討されているという。また国内旅客システムにおける点検の実施など、信頼性を向上に向けたプロジェクトチームを設置するなど対応を進めていく。

(Security NEXT - 2016/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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