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CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに

CrowdStrikeは、大規模障害が発生した問題で復旧状況を明らかにした。「Falconセンサー」がインストールされているWindows端末の約97%はオンラインの状態にあるという。

同問題は、同社EDR製品の「Falconセンサー」においてWindows向けに配布された「チャネルファイル」に不具合が存在したもの。

同ファイルが適用されると、エラーが発生してブルースクリーンの状態に陥り、端末を立ち上げることが困難となる。同問題では、約850万台のWindows端末が影響を受けたと見られている。

同社は「Falconセンサー」が導入されたWindows端末の稼働状況について説明。

週ごとの稼働状況を比較すると、共通世界時7月25日0時時点で97%以上のWindowsセンサーがオンラインの状態にあると報告した。

(Security NEXT - 2024/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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